準硬式野球とは①

今年の夏に軟式野球のボールは、A号がなくなり、
M号という新規格になって発売されました。
高く弾むことがなくなり、飛距離も出るようになったとのこと。
要は硬式ボールに近づけようということのようです。
これでどうなるだろうと思ったのが、
準硬式の扱いです。
私は大学4年間、準硬式野球部でプレーしたので、
このすみ分けがどうなるのか非常に気になります。
準硬式野球というのは、中学、高校に少しチームがあり、
メインは大学となっていて、関東だけで60を超える
準硬式野球チームがあります。
大学によって、体育会所属のところもあれば、同好会のような
組織もあるでしょう。
大学の硬式野球部のセレクションに受からず、失意のまま入ってくる
甲子園経験者もいれば、甲子園で活躍したけど、あえて準硬式を選んで
入ってくる選手もいます。
そうかと思えば、中学までしかやっていなかったとか、未経験者なんかも
チームによっては所蔵していたりします。
それほどレベルに雲泥の差があるのが準硬式野球部なのです。
準硬式野球のボールは、硬式ボールの外皮がゴムになっただけのもので、
非常に硬く、低く弾みます。
硬式ボールより飛距離が出ない、球速も出ないと言われていますが、
ボールの縫い目部分の山が、硬式ボールより高く、変化球がよく曲がり、
金属バットで打つものの、やや投手有利です。
そんな準硬式野球について、数回に分けて解説してみようと思います。