完璧ではなく、べストを尽くす

長女、次女が通い、今は長男が通っている幼稚園。
その園長が語った本をつくった。
すると、Amazonでレビューを書いてくれる人がいた。
そこには、
「この本に書かれている育児を一人でやるのは全く不可能。
ベテランの教諭がいるからできること」
と書いてあった。
こういうレビューの類は、自説をひけらかす目的の人や
知ったふうなことを書いて、自己満足にひたる人が
いるので、気をつけて読み、真に受けないほうがよい。
書籍だから、これができたら完璧です、ということを書いている。
最初から王道を書かずに、代替法から書くのは、
読者をバカにしていることになる。
「あんたらはできないだろうから、このやり方でもいいよ」
といっているわけですからね。
育児において大切なのは、完璧にできないといって悩むことではなく、
そのときできるベストを尽くすことだ。
子供に完璧を求めないのと同じことで、
育児にも完璧を求めない。
完璧であることより、自分のそのときのベストを尽くす。
世界最高記録より、自己ベストを目指すことだ。
そう思えたら、ちょっとは気が楽になるはずだ。