プロ野球もビッグデータ

今年のプロ野球クライマックスシリーズは、
ソフトバンク楽天、西武、広島、横浜、阪神が進出した。
セミファイナルには、楽天と横浜が進んだ。
セミファイナルを戦った4チームのうち、3チームが
IT企業になった。
これは偶然ではないのだろうね。
野球界もビッグデータを活用するようになっている。
他にもVRの技術を横浜や楽天はすでに採用しており、
ソフトバンクも当然やっているだろう。
初対戦でもボールの軌道に対応できるように、
事前にビデオで「対戦」できるようになっているらしい。
これをやるのとやらないのでは大きく違う。
こうしたテクノロジーをうまく使っている球団が
勝つ確率を高めているのではないかな。
いろんなテクノロジーで業界によっては革新的な進歩を
とげているようだ。
それにひきかえ、出版業界は私が入ったころと
それほど大きく変わっていない。
ともあれ、プロ野球界がテクノロジーによってどう変わるか。
それは日本社会にとって機械をどのように使うかにおいて
象徴的でヒントになる現象といえるかもしれない。