「3ない」を防ぐ方法

就職しない、結婚しない、家を出ない
若者が増えている。
ニートとかひきこもりとか、パラサイトシングルとか
いろいろ名前をつけられている。
子どもに対しては、この3つを防げたら、
あとはもう何をしてもいいとさえ思う。
この3つを防ぐ方法をそれぞれ考えた。
まず最初の「就職しない」を防ぐには、
家で仕事の様子を見せ、お札を数えること。
お金を稼ぐことは、ある意味で自由を獲得することで
あることを知ってもらうためだ。
次の「結婚しない」を防ぐには、夫婦が仲良くすること。
夫婦が仲良くしていなければ、結婚とはいいものだと思えない。
最後の「家を出ない」を防ぐには、小言を言うこと。
家をできるだけ居心地のいい空間にしないことだ。
10代の時期は、家は居心地のいい空間であることが大事だが、
20代にもなったらそうする必要はない。
私は独り暮らしを7年やったが、それで成長したと思うから、
子どもにも一度は経験してほしい。
独り暮らしをしていたら、新聞や宗教の勧誘を断ったり、
生ごみを処理したり、保温したまま忘れて3日経った炊飯器の中の
ご飯を、自分でどうにかしたりしなければならない。
そういうことが大人になるということなのだ。
まあ究極は生きてさえいればいいのだけど。