迷惑

親が子供にいう教訓としてもっとも多いのは、
「人様に迷惑をかけないようにしなさい」だそうです。
こういうことを言う人は、言葉の裏に
「だから、自分にも迷惑をかけられたくない」です。
人の世話をかけないっていっている人も同じです。
自分は人の世話をしたくないんです。
これを突き詰めていくと、
「自分は自分でやっていく」であり、
「自分は一人でやっていける」であり、
「だから、死ぬのも自分の自由だろ」です。
迷惑をかけてもいいんです、
世話をかけてもいいんです、
でも、そのかわり、自分が元気なときは、
迷惑をかけられる存在、世話をしてあげる存在になりましょう、
だって、自分はひとりで生きられないんだから、ということです。
そういうふうに、子どもに教えていきたい。