食は見た目の時代?

いまの食事は見た目の時代になっているらしい。
というのも、SNSで写真がアップされて共有され、
話題になるかららしい。
だから、一部の飲食店はインパクトのある盛り付けに
やっきになっている。
インパクトのある盛り付けといえば、二郎だろう。
最初に十数年前に食べたときは、はっきり言って度肝を抜かれた。
私の食べるものではないと思った。
そして、もう二度と食べることはないだろうと思った。
二郎ファンのことをジロリストなどというが、
私はその域には到底及ばないものの、
数か月に1度は食べたくなるのである。
インパクトのある盛り付けというのは、和食の基本であった。
だが、和食の盛り付けの素晴らしさは、あくまで美しさにある。
単に大盛りでインパクトを出そうってのは安易すぎる。
その中にでも美しさを追求してほしいなあ。