念願の校庭芝生見学ツアーが実現した。
車で10数分のところにある小学校は、これが本当に小学校か
というほどの立派な芝生の校庭がある。
冬芝の種をまき、伸びてきたところを刈り込む作業をしながら、
さまざまな話を聞くことができた。
帰って一緒に行ったおやじ会の人たちと話して
失敗したなあと思った。
見学した芝生の校庭は立派すぎる。
こんなものを最初に見せられたら、やる気をなくす。
それぐらいの立派な芝生なのだ。
これが唯一の答えではないというのだが、
最初に見たものの印象は強いのではないかな。
メリットとデメリットをみんなで並べてみたが、
デメリットのほうが優勢になった。
こんなのは当たり前のことで、新しいことをやるときには
懸念材料が多く出てくるものだ。
メリットとデメリットを単純に個数で並べたら、
デメリットが優勢になったときにやらない結論になる。
でも一個一個を精査してみていけば、その内容には大小があり、
評価にはばらつきが出てくる。
要は「子供が怪我の心配なく、思い切り体を動かせる」という
校庭芝生のメリットをどの程度に見積もるのかということ。
私自身、小学校の校庭の土がすごく悪く、毎日、痛い思いをしていた
経験がこのメリットを過大評価させるのかもしれない。
いまの時代は、「子供はけがをして転ばない方法を学ぶもの」
なんていう無茶な論法を述べる人がいる。
こういう人との話は難航を極めるだろうね。
でも、簡単に進んだらおもしろくもなんともないし、
そういう人とも粘り強く話し合いをしていきたい。
おもしろくなってきたと思っている。