「いじめ教育」は幼児から

わが家の長女は小柄なので、小学校に入って
「チビ」などと言われることがたまにあるらしい。
それに対しては毅然と言い返すらしいから、なかなか頼もしい。
その長女がいうには、「同じ幼稚園の子は言わない」らしい。
長女が通った幼稚園では、人権に関することは絶対になおざりにしない
ということを徹底している。
チビ、デブ、ブス、メガネ、キモイといった言葉で
相手を罵った場合は、子供同士でとことん話し合わせていく。
親も懇談会で話し合う。
なぜこうした言葉を使うのがいけないのか、きちんと説明をした上で
子どもの言い分を聞き、大人が諭していく。
すべてにおいてそうだが、小学校に入るまでほんとに大切だよね。
いじめを小学校で撲滅しようとするより、幼児教育でやるほうが
効果的なのではないかと思う。
子どもが確かな自分の考えを持つ前に、いいことと悪いことを
ちゃんと理屈でもって説明するべきだ。
「いじめは大人でもあるんだから、なくならないもの」
なんてニヒリスティックになっていないで、
やるべきことをやるべきだ。