幼児教育の重要性

チビ、デブ、ブスの類は、小学校ではやしのネタになる
もっとも典型的なものだ。
これをやめるように早くから対応しなければ、
中学生になってから、より深刻ないじめをするようになる。
小2の長女の話では、「幼稚園から一緒の子たちは、
そんな悪口は言わない」というのである。
長女がかつて通い、次女がいま通っている私立幼稚園では、
園児同士のトラブルが起こったら、まず園児同士では話し合わせる。
「見て、○○ちゃん、泣いてるよ?」
「嫌な思いをしたって言ってるけど、どう思う?」
そうやって先生たちもはたらきかけ、子どもに
「相手にも気持ちがあるのだ」ということをわからせていく。
大人からすれば、このことは自明のことなのだが、
発達段階にある幼稚園児は、まず自分の気持ち優先になる。
そこへ「相手にも気持ちがある」ことを気づかせ、
相手を思いやることができる練習をしているのである。
方々で小学校入学前の教育が大事であることを指摘されている。
大人が忙しく、家庭の教育力が落ちている今、幼児教育の重要性を
改めて認識させられた話だった。