蚕、興味なし

小3の長女が通う小学校では児童に蚕を飼う課題が与えられる。
昔、この地域が養蚕で栄えたからだという。
社会と理科の混合したものだね。
で、ある日、蚕をもらってきたのだけど、
エサの桑の葉をやるのを忘れて、死なせてしまった。
その後、新しくもらってきた幼虫も動かなくなった。
世話の仕方をきちんと学ぼうとせず、
葉っぱをただおいておけば事足れりとした怠慢のせいだ。
子供たちは生き物をまともに飼えたことがない。
死んでもそれほどショックを受けていないようなのだ。
そういうことでは困るなあと思うし、
散歩しながら、昆虫を見つけては、生命の神秘みたいなものを
語って聞かせたこともあっただけに、うまくいかないなと思う。
やはり、本当に自分が望んで飼い始めたものでないと、
命の重みはわからないのかな。
でも、それでしかわからないほど、想像力のないことでは
困るのだけどな。