二ホンウナギは絶滅寸前?

今年の土用の丑の日は、7月30日だそうです。
土用の丑の日は、江戸時代の蘭学舎・平賀源内が、
知人の鰻屋のために「本日、土用の丑の日」と張り紙をしたところ、
大繁盛したのが起源という。
土用とは、季節の変わり目を指す言葉。
これが18日間あって、それに十二支を当てはめていったときに、
丑の日になるのが、この土用の丑の日というわけ。
この時期は体力が低下しやすいため、ウナギでもつけて
夏を乗り切ろうという風習なわけです。
そのウナギですが、昨今は絶滅危惧種になってしまいました。
二ホンウナギは、絶滅危惧の5段階のうち下から2つめの
1Bに指定された。
「近い将来、野生で絶滅する可能性が高い」という評価だ。
なので、ヨーロッパのシラスウナギ(稚魚)を買って育てた
中国産のウナギでまかなっているのが現状だ。
ウナギがいなくなると、「ウナギ登り」なんて言葉も使えなくなる。
昔はウナギを食べたいと思ったけど、
絶滅危惧種になってから、そうは思わなくなった。
知らなかったら、無邪気に食べれたのにね。
そういうのを気にしてしまうたちなんだよね。
食べるのはもっと増えてからにするよ。