聞けないときもある

ライターというのは、書く仕事だが、
それは全部の仕事のうちの半分に過ぎない。
残りの半分は聞くのが仕事だ。
でも、これが難しいときがある。
家庭内で「聞く」ときだ。
家庭ではリラックス状態で、脳も休みがちだから、
集中して聞くことが難しいときがある。
そういうときは、まったく話が入ってこない。
前に比べて改善してはいると思うが、それでもまだある。
的確な相槌が打てない時があるのだ。
「書く」行為が後に待っていない話は、
脳が手を抜いてしまうのかもしれない。
もちろん、家庭でもずっと集中していると疲れてしまうから、
そういう時間帯ができるのはしかたない。
話がちゃんと聞けるように、仕事で疲れすぎないように
するしかないのかもね。