41

今日で私が肺呼吸をするようになってから、
41回も地球が太陽の周りをまわった。
昔は太陰暦だったから、月を基準にする。
旧暦では新月から次の新月までを1か月とする。
新月から次の新月までは29.5日である。
半端な0.5日は2か月で1日としてまとめ、
1年を29日の小の月と、30日の大の月でつくった。
これだと、1年が350日になって、15日も足りない。
そこで人々は2,3年に一度、閏月をつくって、
特定の月を繰り返すことで1年の長さを調節した。
だから、4月が2か月続いたりしたこともあった。
日本でも1912年までこの太陰暦
使われていたため、それまでに生まれていれば、
太陰暦の誕生日になった。
すると、いまの4月に生まれた人も5月に生まれた人も
同じ4月生まれということになる。
そのように考えれば、4月21日生まれということにほとんど意味はない。
大事なことは実感できる時間として41年ぐらい経ったという
ものがあればいいということだ。
誕生日を意識しなくても、時間が経ったことは実感できる。
日々のもの忘れとか、思い出せないとか、疲れが抜けない、とかだ。
こんなことを書くつもりはなかったのだがなあ。