パナマ文書の衝撃

世界で「パナマ文書」が話題になっていますね。
パナマの会社がいろんな会社、個人の資産管理を手伝っていて、
その内部文書が流出してしまった。
資産管理が合法であればいいが、それがグレーやブラックだと問題だ。
こういうところを使う人たちというのは、
富か権力、あるいはその両方を所有している人たち。
彼らはそういうことに詳しい、法律の専門家や金融の専門家を雇って
税金を納めることを回避している。
庶民はそういう人たちを雇うことができず、
雇ったとしてもその報酬を回収するだけのメリットがないために、
普通に働いて納税したほうが結局、効率的ということになる。
庶民は、労働によって搾取されているだけならまだしも、
金持ちが払っていない税金を払わされることになり、
二重に搾取されていることになる。
日本の企業経営者でも、海外に資産を移して税金逃れする輩がいる。
そういう企業のつくるモノやサービスは絶対に買わないと決めている。
日本でもパナマ文書に名前のある企業や個人が出てくるだろう。
そういう政治家には絶対に投票してはいけないし、
そういう経営者の会社のモノやサービスは買ってはいけない
私たち庶民が抵抗できるのは、投票と購買によってしかない。