「おとうさん」という名前

長女が幼稚園の年少のときだったか、クラス通信に先生の話が
載っていた。こんなことを子どもたちが話していた、
ほほえましかったというのだ。


「うちは、おとうさんっていうんだ」
「あー、うちもー」
「うちもだよー」
「みんな同じ名前なんだねー」


どうやら子どもたちはお父さんの名前は「おとうさん」だと
思っているようなのだ。
3,4歳だと、こういう認識の区別がつかない。
教えてもらってもわからない子もいるだろう。
それが5、6歳になってもこのままというのはまずいない。
自然にそういう認識ができるようになっていく。
こういう抽象的な概念が理解できるようになっていくと、
どんどん話していてもおもしろくなる。
子どもというのは本当におもしろいものだ。