ものごとがよくなっていく様子

「不良少年を雇用しているガソリンスタンド」
「ゴミ屋敷をきれいにする」
テレビ番組でこういうのをやっていると、必ず見てしまう。
何か共通点があるような気がする。
考えてみると、「ものごとがよくなっていく様子」を
見るのが好きなのだと思う。
多くのメディアが不祥事や不道徳について報じているなか、
自分がつくる本ぐらいは「いい話」にしたいと思い、
そういう企画を常に考える。
そこには「ものごとがよくなっていく様子」が書かれる。
どうやったらものごとがよくなっていくかがわかったとき、
モヤモヤがすっきりとする。
言い換えれば、カタルシスを得る。
たぶん、これからもこんな番組を見て、そんな本をつくるだろう。