長女は気づいている

小2の長女は、そろそろサンタのことに気づくころだ。
子どもの間でもそういう話になるだろう。
「知ってる? サンタのプレゼントもってくるのは
パパやママなんだよ?」
最初はそれを信じないものの、信じる子が増えてくると、
そうなのかもしれないと思いだすのだろう。
サンタのことについて長女と話すと、いままでとどうも違う。
無邪気にプレゼントを待ち望んでいる感じではない。
試しに、「煙突のないうちの家に、サンタはどうやって入るのかな?」
と聞くと、
「壁をすり抜けられるんじゃない?」といったあと、
にやっと笑ったのを私は見逃さなかった。
「私は知っている」と言わんばかりであった。
サンタが来る来ないはどうでもいいが、
大人たちが見えるものだけを信じているわけではないことを
知ってほしいとは思っている。
今年のプレゼントを見てどういう顔をするか、楽しみだ。