勇気をもって断る

「断る力」なんて本があったなあ。
うれしいことにいろいろと仕事をいただけているだが、
どうしても重なってきたときには断らざる得ない。
本当に申し訳ないのだが、いくつか断ってしまっている。
フリーにとってこの断るという作業は、
大変に勇気のいることなのだ。
「じゃあ、もういいよ」と言われたら、食っていけなくなるのだから。
もちろん、そういわれないような実力は身に着けて
いるつもりだが、どれだけやっても不安はゼロにはならない。
でも、寝る間を惜しんで仕事をし続けるということは
絶対にしないと決めている。
毎日12時間以上は仕事をしない。
やっても能率が落ちるから、眠って翌日仕事する。
それで休みなく3週間やるのが限界だと思う。
20代、30代をかけて限界をここまで伸ばしてきた。
今度はこの限界までの間にどれだけできるか、
効率と質を求めるべきだと思う。
それに、限界を超えたところで仕事したって、
先方に迷惑をかけるだけだからね。
これからもどうしようもないときには、
勇気をもって断っていく。