いまどきの公立小学校

いまの公立小学校の算数教育は能力別クラスで行う。
小2の娘が通う算数は、進度別にいくつかのクラスに分かれている。
1学期ですでにかけ算に入っているクラスもあれば、
娘のクラスのようにまだ「1000までの数」をやっているところもある。
これはいいことだと思う。
高学年になってくると、それがいじめのネタになったしまう
かもしれないから、まだ何もわからないうちから
「そういうもの」という刷り込みをしておいたほうがいい。
公共教育はとかく批判されがちだが、おちこぼれを防ぎ、
全体の底上げをしなければならない学校教育では、
教育が均質的にならざるをえないのは理解できる。
そんななかでも進度別クラスを取り入れたのは
とても意義あることと思う。
「周りとレベルが同じだと競争心が育たない」
という人もいるが、それは中学生以降の話だろう。
小学低学年の時代は基本を叩き込むときですからね。
親は進度別クラスで子どもはどのクラスに入ろうと
一喜一憂しないで見守ってあげることが必要だね。