小松菜が全滅 

自宅のプランターで栽培していた小松菜がやられた。
ある日、葉っぱが途中からちぎられたように
食い荒らされていた。
虫はこんな食べ方はしない。
すぐに鳥だと思った。
別のある日、外でヒーヨ、ヒーヨという泣き声がするので
見てみると、プランターに鳥が止まって
小松菜をついばんでいるではないか。
ああ、こいつが犯人だったかと思って写真をとって
あとで図鑑で調べてみたら、ヒヨドリだと判明した。
ヒヨドリはもともと春から夏にかけて山で子育てし、
秋から冬にかけて暖かな平地にやってくる鳥だったが、
最近は住宅地や公園で暮らすという。
木の実や果実、小型の虫を食べると図鑑に書いてあるが、
葉も食べるのだな。
そういえば、都市部に住むようになったヒヨドリは、
雑食になって適応したと聞いたことがある。
小松菜は前回、アブラムシにすべて食べつくされた。
そのため、虫の少ない冬から春先にかけてつくってみた
わけだが、この時期でも鳥に食べられるのだとしたら
もうお手上げだ。
小松菜は鳥や虫にとってもおいしいものなのだろうな。