乗り物への魅力

「今はミニカーだけど、次は電車になるよ」
1歳10ヶ月の長男がミニカーを手放さないのだ
ということを妻がママ友に話すと、
そのママ友がこういったのだという。
男の子はこういう時期が必ずある。
私も車とかバイクが好きだった時期があった。
岡山で幼少期を過ごしたので、電車はあまりなじみがなく、
ほとんど車とバイクだった。
バイクはいうまでもなく、仮面ライダーの影響だ。
長男は電車を見る機会もよくあるから、
次は電車になるのかな。
重機、車、電車と来て、だいたい多くの男の子は
そこで興味が別のものに移っていく。
スポーツであったり、昆虫などだ。
ところが、これが飛行機や船に発展する子もいる。
そして、それがさらに発展すると、兵器になる。
これは男の子の病だという人もいる。
そこに闘争本能が加味されると、戦争になるわけだ。
兵器はどう考えたってカッコいい。
それを使って相手を打ち負かすことができるのだから、
戦争はそうした趣向をもつ人にとってたまらない魅力がある。
戦争は魅力的なものである、と認めることが
戦争をどうしたらなくせるのかを考える出発点になるのかもしれない。