流行に抗しきれず

妖怪ウォッチの勢いがすごいですね。
流行にはそれほど敏感でないわが家でもその勢いには抗いきる
ことはできず、子どもたちが興味を持ち始めている。
いま話題なのは、主人公が劇中で身につけている妖怪ウォッチだ。
3000円ちょっとするもので、中にはめ込むメダルも売っている。
妖怪ウォッチだけだとそれを買っておしまいになってしまうので、
拡張機能を持たせることで、どんどんおもちゃを買ってもらおう
という魂胆であるようだ。
こうした子どものおもちゃ販売戦略はいまや当たり前。
「親はさぞかし大変だろう」
昔はそう思っていたのだが、状況はちょっと違うように思う。
親のほうがハマっている家庭も多いのではないか。
親が夢中になり、率先しておもちゃを買っている。
「子どものため」というような顔をしてね。
子どもと親をつなぐような販売戦略をしているのが
この妖怪ウォッチのうまいところだ。