この先が不安

コロンビア相手に1−4の負け。
サッカー日本代表の2014年ブラジルワールドカップは、
グループリーグで敗退した。
希望的観測としては、1勝1敗1分、現実的には2敗1分もあるかな
と思っていたら、悪い方の予感の結果になった。
過去2試合に比べて、おもしろい試合ではあった。
点を取ろうという意気込みは伝わってきた。
いい試合をしたら、感動もあるし、称賛したい気持ちになる。
けれども、その段階にはもうひとつ届かなかった。
選手たちは、息抜きの時間を含めて、
この4年間で1日も手を抜いた日々はなかったと思う。
がんばりはわかるだけに、選手たちにたいしてはかわいそうというか、
いい思いをしてくれたらよかったなあと感じた。
どんなに努力をしても、その方向性が間違っていたら
結果が出ないというのがスポーツの世界。
スポーツの世界は、残酷なものだということを、
あらためて思い知らされた。
相手のコロンビアはスタメンを8人入れ替え、
最後には43歳のゴールキーパーが「記念出場」していた。
この屈辱は忘れてはいけない。


大会前にコートジボワールの映像を見たが、子どもたちが
1日中裸足でボールを追っていた。
携帯ゲームばかりやっている日本の子がこの先成長して、
彼らに勝てるのかと不安になった。
体格とかハングリー精神でなく、単純にサッカーを楽しんで
心底好きでいられる環境がないとこの先には行けないのでは
ないかと、素人ながらに思ったのでした。