町屋で異文化交流

京都出張に行った。
今年の泊まりでの出張は3回目、結構多い。
14日にイベントがああり、そこに著者が出るので、応援と
本のアピールをするためである。
13日の夜に京都に入り、大学時代の友人と飲んだ。
その後、宿に移動して2次会となった。
宿は町屋を再生したもので、フロントの横に共有スペースがある。
そこで友人と9時ごろから飲んでいると、9時半ぐらいになって、
外国人女性が「お邪魔してもいいか」的なことをいう。
20代後半とおぼしき女性3人だ。
英語はしゃべれるかというので、「ほんの少し」とハッタリを
かまして、トークタイムとなった。
かいつまんで言うと、彼女らはみなドイツ人女性で
28歳の英語教師、30歳の国語教師、33歳薬剤師だという(たぶん)。
30歳の国語教師がなぜか、もっともフレンドリーで英語でよく話す。
どうでもいいが「ハウアーユー」を日本に直訳して「元気ですか?」
というのはやめてもらいたい。
日本語で初対面の人に元気ですかとはいわないからね。
こっちは中学生英語で対応したが、みなけっこう英語を話す。
聞くと、2週間を日本で過ごす予定で、富士吉田に行ってきて、
3日京都で遊び、このあと熊野古道に行くのだそうだ。
渋いなと思った。
私たちが食べていたスルメを「それはなんだ?」というので、
「食べてみろ」と食べさせたら、「うまい。私は明日これを買う」
といって気に入っていた。
イカも英語でオクトパスらしい。彼らは海洋生物にあんまりなじみが
ないからあ、イカもタコも同じようなものなのだろう。
それにしても、西洋人が1か月バカンスを取るのはホントなのだな。
けれど、学校は今の時期、夏休みなのか?
それと、彼女らは学生時代の友人ではないというので、
じゃあ何の仲間なのか、最後までわからなかった。
こういうことがあると、もっと英語がしゃべれたらなあと思うが、
それもすぐ忘れるだろう。