諦めない子に

子どもの習い事のやめどきって難しいですよね。
長女がバレエを習っているのだが、
小学生になるにあたって続けるかどうか悩んでいる。
小さな発表会があるのだが、とりあえずそれまで続けるか、
はっきりやめてしまうか、本人も悩んでいるようだ。
本人はやめる意向であるようなので、私は
「本人が続ける意思がないなら、やめていいのでは」
と妻にいうと、「でもねえ……」というのだ。
その日、妻は長女と風呂や寝床で話をして、
とりあえず小さな発表会まで続けることにした。
せっかく2年間続けたのだから、もうちょっとやってみたら
そんなことだったように思う。
簡単に諦めない子に育ってほしいという妻の願いが
子どもにも伝わったのだろう。
妻の成長した姿に感心した。
私よりよっぽど親としての成長が早い。
でも妻は最初からこうであったわけではない。
6年も子育てする中で変わっていった部分があった。
子どもは親を育ててくれる存在であるというのもまた確かですね。