長女の卒園の日に

長女の卒園式の日でした。
3年間通いましたが、早いものですね。
幼稚園には私も何度も行きましたし、
最初の子でもあったので、感慨深いものがありました。
妻は泣いても、自分が泣くことはないだろうと
思っていましたが、もらい泣きしてしまいました。
それは父母会長さんからもらったものです。
この幼稚園は、親が何度も幼稚園に行かねばなりません。
週に3回などざら。
下の子が通っていると、ほぼ毎日幼稚園に行き、
何かしら作業をしなければなりません。
その多くは懇談会で、長いときは5時間にもなります。
めんどくさい幼稚園です。
最初はこの父母会長さんもそう思っていたというのですが、
みんなと子どもの成長について話すうちに、
悩んでいるのは1人でははないことに気づいた、というのです。
私もそれを聞いて、妻の奮闘を思い出し、もらってしまいました。
この幼稚園では、親が他人の子どもの面倒もみようとします。
それは最初はできなくても、自分が助けられているうちに、
自分も助けようという気持ちになっていくようです。
この幼稚園では、いやおうなしに親が成長させられるのです。
卒園式は園児が園を去っていくのと同時に、
親が一段階、成長したことを確認する儀式でもあるのだな
そんなふうに思った卒園式でした。