壁画といっしょ

デジタルデータが増大している。
テキストから音声、動画と、保存されるものが
どんどん「重く」なっている。
簡単にコピーできるから、情報量は簡単に2倍になる。
いまでは運転中の光景を全部録画できたり、
人の会話を全部録音する人もいるらしい。
そんなもの記憶してどうすると思わないではない。
こんなことをしてハードディスクが
足らなくなったりしないのかなと、ふと思う。
ハードディスクはシリコンからできる。
女性が豊胸手術に使うシリコンとは別のシリコンだ。
そのシリコンは何からできているかというと、
ケイ素である。
ケイ素は岩石に含まるもので、ガラスの素材にもなる。
ケイ素は地球上で酸素に次いで多い。
ハードディスクのもとは、なんのことはない岩石なのだ。
つまり、古代人が壁画に書いたのと同じ事を
私たちは形を変えてやっているということになる。
このブログに書いていることだって、壁の落書きと一緒なのだ。
古代の人が壁画に書いたものを、私たち現代人は何か意味を
見出そうと研究する。
でも、あれって単に思いつくまま、落書きしたものかも
しれないよね。
このブログが何万年か経って、どこかで発見されても、
何の意味があるかなんて研究しないでほしい。
まあ、んなこたぁないか。