熱中できるものは、苦手なものの中にある

人生でこれに熱中しているときは時間も忘れる
というものに出会えた人は幸せです。
で、そういう人が超一流になっていたりします。
その超一流の人たちがよくいうのが、
「昔はそれが苦手だった」という点です。
人見知りで話し下手だった人が、お笑い芸人になったとか。
コミュニケーションが下手だった人が、
コピーライターになって大成功したとか。
たぶん、それは本を売るためのストーリーじゃなくて、
本当だと思います。
というのは、
苦手な分野だと思っていたことができるようになった
ときの感動は、いろんなことが器用にできる人の感動より
大きなものがあるからです。
スポーツ選手に喘息の人がけっこういるのもそれでしょう。
人より格段に劣ると思っていた分野でうまくいったときの喜びが
大きいものだから、人よりのめりこんでしまうのです。
実は、熱中できるものは、苦手なものの中にあるのです。
そこで、ひとつ気をつけておきたいのは、
熱中できるものを見つけることができる人は、
苦手なことにもチャレンジできる人です。
苦手だからと試してもみない人に
熱中できるものを見つけることはできません。
やっぱり何でもやってみることですよね。