3万日

疲れた心と体に、はい一本。
名言サプリ 其の283


人生は3万日しかない
中川翔子


しょこたんこと中川翔子さんがいじめられていた10代のころ、
友達にいわれてはっとした言葉なんだそうだ。
「そのとき私は3万日って、意外と少ないなって感じたんです。
3万日しかないんだったら、思い切りやりたいことをやろうって」
という意味のことをいっていた。
いじめられていることにとらわれている時間がもったいない。
自分のやりたいことのために、短い3万日という人生を過ごそう
と決意し、それからは人のいうことがあまり気にならなくなったという。
うつ病患者もそういうことで治っちゃう人がいるらしいですね。
かつてうつ病の本をつくったとき、がんになったらうつ病が治った
という体験談を見聞きした。
それまで強迫性障害などで何度手を洗っても気がすまなかった人が
がんになって余命いくばくもないと知ったときから、
些細なことにとらわれていては時間がもったいないと自覚し、
障害が治ってしまったという人もいた。
がんも悪いことばかりではない。
命は有限で、自分だって明日死ぬかもしれないと常に思えれば、
いま目の前にある一瞬をできるだけ有意義に過ごそうと思える。
しょこたんにとってはそのきっかけがいじめと友達の一言だった。
どこにきっかけが落ちているか、わかんないもんですね。