先日、神戸に出張で行きましたけど、まったく寄り道せず、
日帰りで帰ってきてしまいました。
翌日から取りかからねばならない仕事があったからです。
そんな悲しい出張を取り返そうと、今度は広島出張になったので、
21日の土曜日に広島平和記念公園を訪れました。
原爆ドームと、毎年8月15日に見る慰霊塔の周辺を歩きました。
原爆ドームは初めて見ました。
岡山に19年間いたときは、なぜか一度も行かなかったのです。
中学生ぐらいの遠足なんかで行ってもよさそうなものです。
岡山の人というのは、基本的に東のほうに目が向いているので、
姫路や神戸には行っても、広島には意外と行ってないのですよね。
かつての広島市民球場も行ったことがないままなくなってしまった。
で、初めていったわけですけども、
原爆ドーム、あれはいかんですね。
60余年たった今でも、異様な生々しさがある。
なにかこう引きつけられるものがある。
30分ぐらいじっくり見たけど、いろいろなことを考えさせられ、
ちょっと簡単に整理できませんでした。
そのあと行った資料館もまた充実してました。
私がこれまで行ったどの博物館、資料館よりも
充実しており、考えさせられるものがありました。
外国人客も多かったのですが、日本人も含めてもっともたくさんの人が
見入っていたのが、原爆に関するパネル展示でした。
「なぜアメリカは原爆をつくったのか」
「なぜ原爆を日本に落とすことにしたのか」
「なぜ広島に原爆を落としたのか」
という疑問に答える展示に、みな興味深々で展示内容を
一生懸命に目で追っていました。
結局、2時間半をかけてじっくり資料館を堪能しました。
子どもたちが大きくなったら、必ずもう一度訪れたい場所です。