「家から出ていけ」

子どもたちがどうしても言うことを聞かないとき、
「もう出ていけ」といって、家から放り出したことがある。
話をしているのに、まともな態度で聞かないときは強硬手段に出る。
小さい子だからとか、女の子だからとか関係ない。
もちろん、家の鍵を全部締めるわけではないけれど。
すぐに家には入れるけど、一度は無理やりにでも追い出す。
子どもが泣くまで叱らないといけないときもあるのだ。
私も小学校低学年まで、何度かというか、何度も家から放り出されていた。
だいたい勝手口が空いていたからそこから家に入った。
へそを曲げてはいたけど、内心悪かったと思っていたような気がする。
そういう経験があるから、自分も子どもにそうする。
そのあとは、なんで家から放り出したか、理由を説明する。
「楽しく遊んでいいときと、ふざけちゃいけないときがある」
とか、
「自分だけ希望を通してもらおうとするのは卑怯」
ということを言ってきかせる。
だいたい素直に聞くし、そのあとは普通に接する。
絶対に引きづらないようにすることだと思っている。
腹立たしい気持ちを抑えて、普通の態度で接するのだ。
これさえ守れば、「出ていけ」もアリだと思う。
体罰よりよっぽど意味があると思うから、これからもやる
と思うけど、やらないで済むようになってほしいな。