きょうだいは同じように育てる必要なし

「きょうだいはできるだけ同じように育てたい」
これはだいたい長男・長女がいう言葉だ。
次女・次男以下が不憫に見えるときがあるからだろうか。
私は次男だから、「同じように育てたい」とは思わない。
どうせ無理だからだ。
親といる時間や写真の数はどうしたって違う。
次男・次女以降は、衣服はお下がりが基本だ。
しかし、長男長女がいるせいで、次男次女は早くから年長者のおもちゃに
触れることができるし、長男長女と同じだけのおやつを与えられる。
他の人はとやかく言うが、私は次男だからといって
得したと思うこともなければ、損したと思うこともない。
生まれたときから「そういう状況」だから、当たり前だ。
長子のほうが得だとか損だというのは、
周りがいっているだけであって、それに感化された本人が
勘違いしている場合も多い。
親が損得の感情を持ち込まないことが大切だと思う。