ラグビー部から学べ

帝京大学準硬式野球部のOB会では、現役生も来ていたので、
少しだが話をすることができた。
彼らにもちょっと話したのだが、準硬式野球部としてラグビー部の
練習を見学してみればいいと思った。
野球とラグビーでは全然違うという人もいるけれど、
ラグビー部の取り組む姿勢を見習ってほしい。
どれだけ練習から本気でやっているか、あいさつや身の回りの清掃などを
どれだけしっかりやっているかを見てみるといい。
すぐ近くに日本一のチームがあるのだから、学ばない手はない。
ラグビー部に見学に行け」と言われて素直に行くかどうかが問題だ。
私たちの現役のころは、まだラグビー部がいまほど強くなかったので、
そんな意識はなかったが、彼らが日本一に3度もなった今でも
行こうと思えるかわからない。
というのも、私たちのいたころの準硬式部は、
「自分たちより弱いと思われる相手には、格段に舐めてかかるのに、
自分たちより強いと思われる相手から舐められるのは極端に嫌がる」
ような下手なプライドが持った選手が多かった。
謙虚な姿勢で、いつも平常心で戦うことができなかった。
それができたら、1部に上がれていただろうと思う。
要するに、謙虚に学ぶ姿勢がなかった。
自分たちより上手と思われる相手から謙虚に学ぶ姿勢があれば、
ラグビー部からでも学べるはずなのだ。
別に帝京大学硬式野球部から教えてもらってもいいし、
他の大学の準硬式野球部からでも学べるはずなのだ。
「舐められなくない」なんて、しょうもないプライドじゃなくて、
自分たちが強くなることにおいてプライドを持ってほしい。