ぬいぐるみは歩きません

子どもネタばかりで恐縮です。
子どもをかつぐのは、物理的にも精神的にも面白い。
どんどん体重が増えているから、だっこでもおんぶでも
かつげるうちにかついておきたい。
精神的にかつぐほうはまだまだできそうだ。
子どもは簡単に信じるからおもしろくてやめられない。
先日も4歳の長女が気に入っているくまのぬいぐるみ「くーちゃん」について、
「おい、あんたが眠ってるとき、くーちゃんが周りを
ぐるぐる走り回ってたぞ」
とおどかすつもりでいった。
その翌朝から長女は、「今日はくーちゃん、ぐるぐるまわってた?」
と目をキラキラさせて聞いてくるようになった。
怖がらせるつもりで言ったのに、怖がるどころかいつ自分の目で見られるか、
たのしみにしているようなのだ。
ものごとの道理がわかるようになったなあと思うことはあるものの、
「まだまだよのう」と思うこともしばしば。
私のウソがバレる前に「ぬいぐるみは夜になっても歩き回らない」
ことを気付かせなければならない。ウソを問い詰められたら
「あれ、じゃあ、あれはおとうさんの夢だったのかなあ」
ということにしよう。