いつもと違うところ

年中になったばかりの長女が、顔を近づけてきて、
にっこり笑って、


「いつもと何が違ってるかわかる?」


と自分の鼻のあたりを指差していう。
私はいう。


「え、鼻水が出てるけど…?」


「うん、そう!」


といって長女は走り去っていった。
いったい何がしたかったんじゃい!


子どもには子どもの世界があって、
彼ら彼女らが自ら決めた設定のなかで遊ぶことができる。
子どもって、みんな天才だな、と思う。