クリスマスプレゼント

「今年もこの時期がきたか」と思う。
まだサンタの存在を信じている子どもに
プレゼントを用意してやるのが面倒になってきた。
長女は真相に気づいたのかなと思うこともあったが、
どうやらまだ信じているらしい。
2歳の長男はまだなんのことかわからない。
5歳の次女は完全に信じ切っている。
子どもに気づかれずに、彼女らが所望した商品を
買いそろえ、見つからないところに保管しておかねばならない。
これがけっこう手間なのだ。
いっそプレゼントは親が用意していると知ってくれないかなと思う。
そうなったからといって、クリスマスの意義が損なわれるわけではない。
クリスマスはイエス・キリストの生誕を祝うもので、
日本は八百万の神様が存在する国なので、
神社や寺に行ったあとで、クリスマスを祝ってもいいのだと
そういうことを教えてあげたいと思っている。