需要はあるのです

某大型古書店は年末の半額セールで、大変な賑わいだったという。
レジが大変な行列になったらしい。
半額でそれだけ人が殺到するということは、
やっぱり需要はあるんだよね。
ただ、高いのだと思う。
友人からも「本って高い」とよく言われる。
アメリカなんかハードカバーの本が2500円ぐらいするらしいんだけど、
日本でも高いと感じる人は多いのだと思う。
ぼくなんか、たまに本が人生を教え導いてくれたという経験を
しているから、安いと思ってしまうんだけど、
日常的にする買い物としては確かに高いかもと思う。
というのも、衣料にしても雑貨にしても格段に値段が下がったからね。
本はほとんど変わっていない。
デフレのなか、ずっと値段が変わらないということは
相対的に見て本の価格は上がっているということだ。
にしては、自分でいうのも何だけど、質が上がっているかというと、
決して上がっていなくて、粗製乱造の謗りは免れないと思う。
本の質は上げて、価格を下げる努力をしないといけないね。
消費者に対するサービスの向上。これしかありません。