あの日から10年か 

米国での同時多発テロの発生から10年と
東日本大震災から半年が経ちました。
10年前のあの日、自宅のテレビで何度も何度も映し出される
阿鼻叫喚の地獄絵図に言葉もなく見入っていたのを覚えている。
あれから中東と米国との軋轢が深刻化し、果ては米国はありもしない
大量破壊兵器イラクにでっちあげ、フセイン政権を打倒してしまった。
そして、今度の東日本大震災である。
この二つの出来事に共通点があるとすれば、
普通の人々の日常が寸断されたということだけだろう。
失われた命や時間は決して戻ってこない。
だから今生きていることを大切に感じられる。
失った人たちの心がいつの日か癒えることを祈りたい。