もう「善戦」は見たくない

善戦といっていいのか?!
本気で勝つ気だった選手に対して、
「善戦だったよ、がんばったね」とは言えないし、
選手も励まされないと思う。
逆に「善戦」と言われて、喜んでいるようでは
本気で勝つ気がなかった証拠。
ラグビーワールドカップで日本代表は、9日、世界ランク4位のフランス
と後半4点差に迫る戦いを見せたものの、47−21で負けた。
2003年大会では一時、1点差に詰め寄ったし、
低いタックルを明らかにフランスは嫌がっていたと思う。
今度のジャパンはそれが見られなかったなあ。
随所にいいプレーも見られたんだけど、なんだろうこの消化不良は。
それともぼくの目が肥えただけなのか。
期待が大きすぎたのかもしれないけれど・・・。
ラグビーでは途中までは善戦できても最後の15分で力の差が出てくる。
で、強いチームはその最後の15分を見据えて、慌てない戦いをしてくる。
フランスにしてみれば、ちょっとてこずったけど
想定内の完勝だったのではないかな。
あわよくば7点差以内の負けに与えられるボーナスポイントを
ゲットしたかったところだけど、そう簡単にはいかないってことかあ。
もちろん、頑張らなかった選手はいないんだけど、
頑張り方が間違っていたら少しも評価されないのが
勝負の世界の厳しいところ。
とはいえ、次のゲームもすぐにやってくる。
過去に145点取られて負けたことのあるニュージーランドとの対戦。
次こそはクロスゲームになることを期待しております。