老後の悠々自適なんていらない

たまに年金生活を海外でなんていうテレビ番組を見ると、
ちょっとした違和感を持つ。
年金というのは、自分が収めた保険料をあとになって受け取るのではなく、
現役世代がリタイヤ世代を支えていく仕組みである。
海外では物価が安いので、年金だけでも十分に暮らしていけるどころか
場合によってはかなり贅沢できるというから、
そういう人は増えているらしい。
個人としてはそれでいいかもしれないし、個人の自由である。
だけど、年金を海外で消費すると、それだけ日本の内需が減るわけだし、
どうもひっかかるものがある。
どんどんグローバル化が進むと、いろんな問題が出てくる。
少なくとも私は老後に海外にいって週2回、ゴルフ行ってなんていう
生活は望まないなあ。
日本にいて周囲とつながりながら、死ぬまでなんらかの仕事、
ボランティア、役割のために働きたい。