魚の食べ方

「魚の食べ方がきれい」と言われるとうれしい。
一人暮らしを始めて以来、食べ物がすごくもったいないと思うように
なって、魚も最後まで食べるようになった。
先日も日本料理屋でキンキという、北海道産のお魚をいただいたとき、
店の人から「すごくきれいに食べたわね。頭は丸々残す人もいるのに」
と言われたときもうれしかった。
手羽先とか、カニとか、お魚をきれいに食べている人を見ると、
「あ、この人は信用できるな」と思う。
細かいことに配慮できる人だなと思う。
反対に、食べ方が汚い人は「がさつな人なんだろうな」と思う。
食べ方ひとつでもその人の精神とか信念ってわかるんですよね。
大げさにいえば、生き方だってわかる。
食べることは、生きることにおいて、とっても根源的な行為だから。
食べる様子が気になる人とは結婚できない、とよくいう。
ほんとだなあと思う。
家庭生活においても食事が基本。
子どもにもきれいに隅々まで残さず食べるようになってもらいたい。