自粛ではなく

いま観光地はどこもガラガラだという。
ブランド牛肉はかなり価格が下がっているようです。
そういう現象を指して、
「自粛するのではなく、通常の消費行動を」
というのですが、私も地震後2週間は外に飲みに行こうという気が
なかなか起こりませんでした。
それって、自粛しているんじゃないんですよね。
そういう気になかなかならないんですね。
子どもにはあまり津波の映像を見せないようにしていますが、
私自身はかなり初期の段階で映像を見ていたので、
そういう気にならないのもしかたないと思います。
なかなか普段通りの消費行動を取れない人はそのぶん、
寄付したらいいのだと思います。
寄付のほとんどは消費に回るでしょうからね。
今後は被災地にどうやって仕事をつくっていくか。
建設業など復興事業にかかわる事業者は、
できるだけ現地採用するなどして人を採用してほしいものです。
寄付したお金がそういうところに回って、
地域が少しずつ元気になっていく。
時間はかかるけれども、それが最も確かな復興への歩みになるはずです。