子どもの「懲罰的コントロール」から抜け出せない

3歳の長女はひところのわがまま盛りからはいくぶん
落ち着きましたが、まだまだ手がかかるレベルです。
そういうときに親がやってしまいがちなのが、
「●●しないと、××してあげないよ」という、
いわば懲罰的コントロールです。
本人が希望するものを取り上げると脅すことで、
親の意にそぐわせるように仕向けるやり方です。
奥さんにもその点を指摘して、
「●●したら、××してあげるよ」という具合に
マイナスではなく、プラスをイメージさせる言い方にするように
言うのですが、私自身が実際やってみて難しかったです。
どうしても恐怖政治をやってしまうのですね。
早く寝かせたいとき、「早く眠って明日思い切り遊ぼうよ」というより、
「早く寝ないと、明日遊びに連れて行ってあげない!」というほうが
子どもには断然効力を発揮するのですよ。
やっぱり人間は、不利益を被る情報のほうに強く反応する
ものなのだということがよくわかります。
マイナスをイメージさせてばかりだと、マイナスをイメージする
思考のクセがついてしまうような気がして、それだと常に
ネガティブ思考になってしまうのではないかと思うのです。
プラスイメージをできるような働きかけをしていきたいと思います。