多分野から学べ

新聞の地方面に掲載されたちっぽけな記事があった。
昨年、サッカーJリーグの1部から2部に降格した東京FCが、
東芝ラグビー部を見学して、「激しさ」を学んだという。
こういう異文化交流ってとても大事だと思います。
サッカーからしたらラグビーはマイナーなスポーツなんだけど、
自分からへりくだって、「学ばせてください」という姿勢は
何に対しても持っていないといけない。
そういう難しいことを自然とできるクラブなのだから、
来季の東京FCは期待できると思います。


同じスポーツでも大相撲は大変なことになっている。
国技といわれ、食材などを「ごっちゃんです」といってタダでもらう
ような環境が、力士たちを甘やかすことになっていなかったか。
異文化から学ぶ意識が必要と思いますね。
今後、名前が挙がっている力士だけが処分された場合、
その力士たちが、「なんでおれたちだけ処分なんだ。他にもいるだろ。
こうなったら全部しゃべっちゃうぞ、えい!」となって、
過去の八百長についてもバラされてしまうかもしれない。
底なしの不祥事になり、協会が解体する可能性もあると思う。


いまの時代は、世間の雰囲気とずれないように自らを律していくことが
大事になっているとつくづく思う。
それには謙虚な姿勢で、多分野から学ぶことだと思う。