いつも対等の意識で戦う難しさ

土曜日でよかった〜。
録画して午前4時半までかかってやっと観たかいがあった。
サッカー日本代表のアジア杯決勝戦
1−0で勝利! 本当にすばらしい戦いだった。
ワールド杯の次に大きな大会だからいやおうなく
盛り上がった今回。視聴率もすごかったですね。
今回は単にサッカー観戦としても、とてもおもしろい
ゲームが続いたと思う。
その極めつけは決勝トーナメント1回戦のカタール戦だった。
1人少なくなってから2点取ったときにはめちゃくちゃ興奮した。
ただ、このカタール戦でゲームとしてのおもしろさはピークになって、
韓国戦、豪州戦は試合内容的にも段々悪くなっていったように見えた。
もちろん、相手が段々強くなるから仕方ないのだけど、
リスクを取らず、安全なパスワークが目立った。
こうなるとゲームとしてはとたんにつまらなくなる。
それは裏返せば、サッカーでは相手が「自分たちより格上かも」と
いう意識のなかでは、普段のプレーができないことの証でもある。
今後、さらに世界で上を目指すには、いつも相手と対等であるという
意識でゲームに臨むことが必要になる。
いつでも本当の意味で世界のトップチームと対等の意識で戦うことは
まだ難しいかもしれないが、こういう苦しい試合を勝っていくことで
自信を得て、いつかはそれが可能になるのだと思う。
気づけば、チームの半分以上の選手がヨーロッパで活躍する
ようになっている。たのもしい限りだ。
次のW杯までこの経験を財産としてどのように生かしていけるか。
ますます今後のゲームがたのしみになってきた。