お寒い町内会

引っ越してきた町は、周辺は山、川か、住宅である。
まとまった集落で、たぶん数百はあろうか。
その二軒先のお隣さんが回覧板をもってきてくれたのだけど、
町内会にはいっているのは新しく入ったうちとそこの一軒だけ
なのだそうだ。
一戸建てに住んでいる人が多く、賃貸でない住居に住んでいる
のに町内会に入らなくていいのだろうか。
町内会に入るメリットは主に二つある。
ひとつは地域に顔見知りができることで、人間関係をつくれること。
もうひとつは防犯面で役立つこと。
顔見知りができれば、「あそこのおじいちゃん、最近見ないな」
ということになり、地域で見守ることができる。
子どもが小さければ、声をかけてもらうことができ、防犯になる。
顔見知りが増えれば、挨拶するようになるし、
外からやってきた人がいたらすぐわかる。
井戸端会議をすることもあろう。
ドブさらいや草刈りをすることで防犯になる。
泥棒は、ゴミの出し方がまずかったり、草木がぼうぼうだったり、
ゴミが落ちている地域を仕事場に狙うのだそうだ。
こういう地域では、「地域力」が働いていないから、
目撃されたり、通報されたりするリスクが低いと判断される。
そうならないために、町内会があると思うのだけど、
住民自治ということを他の住民はどう考えているのかな。
いつまでも自分は元気ではないのだし、助け合うことが大切。
どうすれば町内会に入ってもらえるのか考えていく必要がありそうだ。