視野を広くする方法

結婚したり、子どもができたりすることでの変化の中で
大きなものの一つは、「役所に行く回数が増える」ということだ。
まず、婚姻届を出しにいくのからはじまり、
子どもが生まれれば出生届、各種支援制度も多くある。
結婚と出生で世の中の仕組みを知ることも多い。
役所の支援策を通じて、政府がどんな国にしたいかの
メッセージを読み取れるようになる。
住宅ローンを組むときもそうだ。
いまなら住宅ローン控除があるし、住宅購入時の贈与税の優遇措置もある。
役所のウェブサイトを見てみるとわかるが、
さまざまな支援を行なっている。
母子家庭や障害者に対してはもとより、
住宅や未就学児への補助制度などがある。
旅行の宿泊費補助があったり、生垣をつくった場合に補助金が出る
生垣補助なんてものも、自治体によってはある。
せっかくなので、こういうものは最大限使いたいと思う。
すると、自治体の広報誌も見るようになるし、
金利がどのように変動するか、日銀の「ゼロ金利政策」など、
社会情勢に興味が出てくる。
これらのことは市民感覚を醸成するのに、とても大切なことだ。
ちゃんと投票にも行こうという気になる。
つまり、視野が広がるわけだ。
視野が広がれば、仕事にもよい効果がある。
自分の興味を深めていくのもいいけれど、
広く浅くも必要だと思っている。