街頭インタビュー初体験

取材で街頭インタビューを初めてやった。
答えるほうじゃなくて、質問するほうね。
東京都内某所でのこと。計80人ぐらいやったか。
気づいたこと。
年齢が上がるほど受けてくれなくなる。
30代が分かれ目です。
40代になると、とたんに難しくなる。
60代になると話を聞いてもらうのさえ難しい。
話しかけられること自体を拒否している人も多い。
確かに、近寄ってくる人が他人の場合、
どうしても避けようとする意識のほうが、
「なんだろう?」という好奇心より上回る。
近寄っていろいろと話しかけ、最終的に詐欺に誘導するような
ケースもあるだけに警戒する気持ちはわかる。
比べて、20代のなんとあっけらかんとしたこと。
5割以上の確率で取材に答えてくれる。
「いいっすよ」「おもしろそう」なんて感じの人も多い。
これが若さなんだなって思う。
無知なものの強みというか(笑)
35歳の私は、自身の、そういう柔軟性が失われているのを感じた。
20代のころは自分もそうだったに違いない(笑)
この取材でいくつか学んだ街頭インタビューの心得。


●つかみは、「失礼します! こんにちは!」と、挨拶で入る
●媒体名をはっきり伝える
●正面からではなく、サイド、あるいは背後から忍び寄る
●手数は取らせないことを強調する


体と心にストレスはかかるが、よい経験をした。
たまにはこういうので心を鍛えないといけないね。