急に大きくなったように見える

比べる対象がないと成長を実感できないものですね。
二女が誕生して、おむつなどを交換していると、
「新生児のオムツって、こんな小さいんだ」とか、
「手も足もちっちゃいなあ」と思う。
一方、長女のほうもいやに大きく見える。
「あれ、こんなに大きかったっけ?」と思う。ほんと不思議だ。
急に大きくなったように見えるのだけど、そんなはずはない。
毎日毎日、ほんの少しずつ大きくなっていたのだ。
長女は二女が生まれた瞬間から姉になる。
二女は生まれたときから二女だが、
長女は二女が生まれてからおねえちゃんになるのだ。
二女に手がかかるせいもあるが、気づけば長女に必要以上に
しっかりすることを求めていたりする。
ふっと気づいて、「そうか、まだこの子も2歳半なのだ」と思う。
新生児と比べて2歳半はとても大きく見えるので、
なんでも自分ででき、親の言うことを聞いてくれる
「しっかりもののおねえちゃん」と思ってしまう。
でも、長女だってそんなすぐに「おねえちゃん」にはなれない。
長女はそういう親の対応の変化に戸惑っている最中かもしれない。
育児の忙しい日々のなかで、そういうことを客観的に見つめられる
ようでありたいと思うが、それもなかなか難しいんですよね。