子どものやることに意味などない

疲れた心と体に、はい、1本。
名言サプリ 其の57


子供の遊戯を見よ。
彼らはそれを利用するためにするのではなく、建設したり、
破壊したりする活動そのものに幸せを感じている。


名言サプリは365個になったら日めくりかカレンダーを
つくろうと思っとります。
さて、今回の名言ですが、子どもを見ているとこのことは
ホントに納得できますね。
よく砂場遊びをしますが、私がつくった山や穴は無残にもつぶされます。
せっかくつくったのに〜と思いますが、
娘は壊すこと自体が楽しいようです。
子どもがやっていることは、
大人とは少し意味合いが違うような気がします。
大人は基本的に何か意味のあること、
役に立つ行為しかしなくなっていますが、子どもは大人から見れば
意味のないことを延々とやって、しかもそれをたのしむことができます。
それをやること自体が目的で、やったからといって何かの目的を
達成することはないのです。
もちろん、結果としてそれが知能の発達に結びつくこともあるでしょうが、
それは彼ら本人が意図してやったことではありません。
だから子どもがやることに対して、「こんなことやっても意味がない」
といって大人がそれを取り上げることはないのですね。
でも、大人はすぐに大人の感覚で、それを子どもにも要求してしまいます。
だからあまり意味とか意図なんか考えずに自由にやらせるのが
いいのではないでしょうか。